『ハイアワサの小さかったころ』

ー2021年7月 にも通信「架け橋」2号よりー

「新世界より」の2楽章、3楽章のメロディーは、ドボルザーク自身が、H.W.ロングフェロー作の叙事詩「ハイアワサの歌」に基づく歌劇として構想していた音楽が、転用されています。


「ハイアワサの歌」はとても長い叙事詩ですが、その主人公、ネイティブ・アメリカンの勇者ハイアワサの幼かった頃のこと、彼らの神話的世界観を見事に表した絵本があります。


※『ハイワサのちいさかったころ』…娘たちが幼かった頃、読み聞かせたことを思い出しました。
エロール・ル・カインによる絵がとても幻想的で、白石かずこ氏の訳文も、読むと心地よいリズムがあって不思議な感覚。


霊的なものと親和して生きるインディアンの世界観が潜在意識に沁み入り、ずっと心に残っていた絵本ですが、それが新世界プロジェクトとつながって、


「あぁ、そうだったのか ! 」 、と感慨深く感じています。(T.K)


 『ハイワサのちいさかったころ』
ヘンリー・ワーズワース・ロングフェロー ぶん / エロール・ル・カイン え / しらいしかずこ やく
ほるぷ出版

にもプロジェクトコミュニティサイト[略称nimo-com.にもコム:)]

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